光ファイバーでの接続作業時のトラブル

 09, 2009 09:00
離れた建屋間をLAN接続する時に、光ファイバーを用いて接続するのが一般的かと思います。
今回、光ファイバー配線を配線業者に依頼した際に、次のようなトラブルに遭遇しました。

■2回線分(正系/副系)をマルチモード、SCコネクタで引き込み依頼

引き込み完了後、MC(メディアコンバーター)とSwitchの設置。

正系・・・MCとSwitch間でリンクアップダウンを繰り返す。ただし対向はリンクダウンしたまま。
副系・・・両対向ともにリンクダウンしたまま。


MCのLink Fault Through機能により、両対向のLANが接続された状態ではじめて
リンクアップするように設定しています。
そのため片方向だけリンクアップする事はありえないはずが、上記のような状態に。

まずMCの異常を疑ったのですが、手持ちの光ファイバーケーブルをMC同士で直結して接続すると
動作し、pingによる疎通もOKでした。

同様にスイッチ側の設定も特に問題ありません。


他には物理的な問題しか思いつかなかったので再度確認したところ、
パッチから伸びている光ケーブルの片側がシングルモードである事が判明・・・

規格が違うのだからつながらない筈ですね。

コネクタ形状がシングルモードでもマルチモードでもSC形状で共通なので、
判断するにはケーブルの太さくらいしかないのですが、
光ファイバー自体あまり使わないのですぐに気がつきませんでした。


■簡易図

SW ― MC ― シングルモード ― パッチ ?? マルチモード ?? パッチ ― マルチモード ― MC ― SW

以上のような接続とすると、マルチモード側のMCとSWはリンクアップダウンを繰り返すようです。
(副系では同じ現象が出なかったのが謎ですが)

結局のところ、配線業者のなかで良く判ってない人が手持ちのケーブルの中から
SCコネクタのシングルモードファイバーケーブルを選んだのが原因、という事でした。

珍しいといえば、珍しい障害です。

Tag:光ファイバー マルチモード シングルモード


COMMENT 0


WHAT'S NEW?